スマートフォンから撤退するメーカーが相次ぐ中で急激な成長を見せるGoogle Pixel。
コア層にはお馴染みのブランドですが、一般層には「CMでよく見るスマートフォン」程度の認識の方が多いのではないでしょうか?
"知ったか"できる程度に解説!!
ということで、Pixelがナニモノか知らないという方も明日から知ったかできるようになる程度にサクッと解説していこうと思います!!
Pixelとは
GoogleがNexusシリーズの後継として2016年に発売したスマートフォン。
NexusはGoogleが選んだハードウェアメーカーと協力して作られた「OEMスマホ」だったのに対し、
Pixelは「Google純正スマホ」として展開されています。
ちなみにですが【OS開発】【ハード製造】【販売】全てを行っているスマホメーカーは、 現在AppleとGoogleだけです。(※MSさんはご卒業されました)
マメ知識
Google純正スマートフォンを謳っていますが、
Pixel / Pixel 2はHTCに、Pixel 2 XLはLGに、Pixel 3~5までをFoxconnに製造委託しており、
100%Googleが開発・製造・販売という形になったのはPixel 6以降となります
Pixelの歴史
初代 | 第2世代 | 第3世代 | 第4世代 | 第5世代 | 第6世代 | 第7世代 | 第8世代 |
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※発売当初の価格は62,700円でしたが、2024年2月に価格改定が行われました。
2023年10月発売のPixes 8 / Proが8世代目ですが、先代のNexusシリーズは2010年にスタートしているので、 実は「Googleのスマホ」という括りで見るとけっこう長い歴史があります。
歴史略年表
- 2010月1月5日に初代NexusであるNexus One(HTC/日本未発売)が発売される。
- 2015年9月29日に発売されたNexus 6P(Huawei)でNexusシリーズが完結。
- 2016年10月20日に初代となるPixel / Pixel Xlが発売される。
- 日本国内での取り扱いは第3世代のPixel 3シリーズから。
- Pixel 3から廉価モデルのaシリーズが投入される。
- 初代から第5世代までは製造をハードウェアメーカーに委託。
- 第6世代以降は開発・製造・販売の全てをGoogleが手掛ける。
- 第6世代以降は自社製SoCであるGoogle Tensorが搭載される。
マメ知識
GoogleはPixelシリーズ発売後にPixel tablet・PixelBook(どちらも日本未発売)といったタブレットやノートPCも展開していますが、
実はPixelと冠したモバイル端末はスマートフォンが初出ではなく、
2013年にchromeBook PixelというノートPCが、2015年にPixel Cというタブレットが発売されています。。
Pixelシリーズの主な特徴
ピュアAndroid搭載
他社製スマートフォンのAndroid OSには独自カスタムが施されていたり、 余計なアプリがプリインストールされていたりしますが、Pixelには不要なモノが一切入っていないAndroid OSが搭載されています。
長期サポート
- Pixel(初代)~Pixel 5a → OSアップデート・セキュリティアップデート共に3年
- Pixel 6~Pixel 7a → OSアップデート3年・セキュリティアップデート5年
- Pixel 8 / Pro 以降→ OSアップデート・セキュリティアップデート共に7年
カメラ性能
2018年発売のPixel
3は複数レンズが主流の時代においてシングルレンズにもかかわらず「一眼カメラで撮影したような写真が撮れる」と絶賛されました。
その後のシリーズもカメラ性能は評判で、最近では「消しゴムマジック」「音声消しゴムマジック」等AIを活用した技術で話題になりました。
コストパフォーマンス
一番はなんといってもそのコストパフォーマンスの良さでしょう。
2022年秋に発売されたPixel 7 シリーズとiPhone 14シリーズの価格を表にまとめてみました。
Pixel | iPhone | |||||
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7 | 7 Pro | 14 | 14 Plus | 14 Pro | 14 Pro Max | |
128GB | ¥82,500 | ¥124,300 | ¥119,800 | ¥134,800 | ¥149,800 | ¥164,800 |
256GB | ¥97,900 | ¥139,700 | ¥134,800 | ¥149,800 | ¥164,800 | ¥179,800 |
512GB | ¥164,800 | ¥179,800 | ¥194,800 | ¥209,800 | ||
1TB | ¥224,800 | ¥239,800 |
※PixelはGoogleストア販売価格、iPhoneはAppleストア販売価格となります。(2024年6月時点)
といってもハイエンドモデルは高いですよねぇ...という方に絶賛されたのがaシリーズ。
iPhone SEの対抗機種(?)というだけあってとんでもないコストパフォーマンスを誇ります。
Pixel | iPhone | |||
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6a 2022年7月発売 |
7a 2023年5月発売 |
SE2 2020年4月発売 |
SE3 2022年3月発売 |
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64GB | ¥44,800 | ¥62,800 | ||
128GB | ¥53,980 | ¥69,300 | ¥49,800 | ¥69,800 |
256GB | ¥60,800 | ¥84,800 |
※PixelはGoogleストア販売価格、iPhoneはAppleストア販売価格となります。(2024年6月時点)
一気に飛躍した要因とは?
国内シェア2位への飛躍、これはズバリ2023年5月11日に発売されたPixel 7aをドコモが取り扱ったことが大きな要因... と言ってしまえば身も蓋もないですが、 一度は取り扱いを止めたものを再ラインナップせざるを得ないほどにPixelの人気が高まっていたのも事実。
ここ数年でキャリアのラインナップが高額なハイエンドモデルか低価格なエントリーモデルに2極化し、 コストパフォーマンス型のミドルクラス帯が手薄になっていました。
事実キャリアが「中古iPhone」をラインナップするような状況だったので、 コストパフォーマンスが絶賛されているスマートフォンがあれば、喉から手が出るほど欲しかったのではないでしょうか?
そういった理由もあってミドル帯にドンピシャなPixel 7aは、 先代のPixel 6aが超がつくほど評判だったということもあり、各キャリアの期待も大きく「国内シェア2位」という結果に結びついたのだと思います。
もちろん
イオシスでも大人気!!
もちろん弊社でもPixelシリーズは大人気ですが、上記したような流れとは異なり、Pixel 6 / Proの登場でギアが入ったという感じですね。
一般層のお客様からのお問い合わせが増え、店頭に並べば一瞬で消える──これは今までのPixelシリーズにはなかった反応です。
有名タレントを起用したCMの大量オンエアと消しゴムマジックのインパクトが強かったのかもしれませんね。
当時スマホは使えたらなんでもいいって言っていた友達から「CMでやってるPixelっていいの?」って電話が掛かってきたくらいですから。
その後もPixel 6a⇒Pixel 7 / Pro⇒Pixel 7aとシリーズを重ねるごとに人気は加速し、2018年には700台弱だった年間販売台数が2023年には約13,000台になり、 年間20,000台トリオのSHARP・Samsung・Xperiaに次ぐAndroidスマホNo4にまで急成長しました。
イオシスはPixelも
「けっこう安い。」
ということでGoogle Pixelシリーズがナニモノなのかを知ったかできる程度にはご理解いただけたと思いますので、 最後にもっとお得に購入する方法をお教えいたしましょう!!
百聞は一見に如かず。
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