Apple Watchは、 Appleが開発・販売しているスマートウォッチです。
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2015年
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初代Apple Watch Seriesモデルが発売
Series
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2020年
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Apple Watch SEモデルが発売
SE
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2022年
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Apple Watch Ultraモデルが発売
Ultra
2015年に初代Apple Watch Seriesモデルが発売され、そののち毎年新しいモデルが発売されているウェアラブルデバイスです。
その過程の中でSeriesとは異なる方向性のモデルとして、2020年にはSEモデル、2022年にはUltraモデルが発売されており、中古品を含めると様々なモデルが販売されています。
そこでこのページではシリーズやサイズの比較をし、これからApple Watchの購入を検討している方へ参考にしてもらえたらと思います。
Apple Watchを比較する
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Apple Watch Series3~5の比較はこちら
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Apple Watch Series6~8の比較はこちら
Apple Watch
シリーズ比較
Apple Watchは、大きく分けてUltra、Series、SEの3シリーズの展開となっており、それぞれ異なるユーザー層に向けて設計されており、機能や価格に違いがあります。
そのため、まずは自分のライフスタイルに合ったシリーズを選ぶと良いでしょう。
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Apple Watch Series
毎年新モデルが発売されている最もスタンダードタイプのシリーズです。ウェアラブルデバイスならではのフィットネストラッキング機能が豊富で、その最新機能を求める方に最適なシリーズと言えるでしょう。
2024年9月には最新モデルのApple Watch Series10が発売されました。新しい健康機能としては、睡眠時無呼吸症候群の検出が可能に。
またApple Watch史上最も薄く軽量になり、大型の広角OLEDディスプレイ搭載したことで視認性が向上し、使い勝手の良い1台となりました。 -
Apple Watch SE
コストパフォーマンスを重視しつつ基本的なスマートウォッチ機能を搭載したシリーズです。
2022年に発売されたApple Watch SE 第2世代は、心電図や血中酸素測定といった最新のヘルスセンサー機能はないものの、基本的なフィットネス機能や各種アプリの通知機能は備わっているため、スマートウォッチデビューに最適なシリーズとなります。 -
Apple Watch Ultra
アウトドアやエクストリームスポーツを行う方向けの高機能なシリーズです。
その機能の高さはもちろん、高い耐久性、長時間バッテリー、優れた防水性能もUltraならでは。
2024年9月に発売されたApple Watch Ultra2は、Ultraならではの優れた耐久性を引継ぎつつ、Series9で初めて導入されたダブルタップジェスチャーを搭載しすることで片手での操作性を向上し、また最大3,000ニトの輝度を持つRetinaディスプレイにより、日差しの強い屋外でもより見やすくなりました。
Apple Watch
サイズ比較
Apple Watchは、言わずとも腕に装着して活用する端末なので、サイズ感もかなり重要です。
数mmの違いでも、装着した時の存在感が大きく異なるので、購入前には試着をオススメします。
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Apple Watch Series
Seriesモデルは、本体サイズを2サイズから選ぶことが可能です。
最新モデルのApple Watch Series10は46mmケースと42mmケースとなっています。46mmケース
(46mm x 39mm x 9.7mm)
42mmケース
(42mm x 36mm x 9.7mm)
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Apple Watch SE
SEモデルもSeries同様に、本体サイズを2サイズから選べます。
第1世代と第2世代共に同サイズ展開となっており、Seriesよりも一回り小さい44mmケースと40mmケースとなっています。44mmケース
(44mm x 38mm x 10.7mm)
40mmケース
(40mm x 34mm x 10.7mm)
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Apple Watch Ultra
Ultraのケースはサイズを選べず49mmケースのみとなっており、そして最もケースサイズが大きいシリーズとなります。
その上厚みもあるためか重量もピカイチで、最新モデルの中で最も軽いSEモデルの約倍の重さになっています。
ちなみにサイズ感だけでいえば、初代Ultraと2と共に、全く同じサイズ感となります。49mmケース
(49mm x 44mm x 14.4mm)
Apple Watch
カラー比較
Apple Watchはバンドによって印象がガラリと変わるので、ケースカラーに着目する人は多くないかもしれません。
ただ、バンドは安価なサードパーティ製を含めると、デザインや素材のバリエーションが豊富なので、バンドの付け替えをこだわりたい方は、ケースカラーを慎重に選んだ方がよいかもしれません。
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Apple Watch Series
Seriesは、最もカラバリが豊富なシリーズです。
ピンクといった華やかなApple Watchを選びたい方はSeriesモデルを選ぶと良いでしょう。
なお、最新モデルのApple Watch Series10は6色の展開になっています。Apple Watch Series10
- ジェットブラックアルミニウム
- ローズゴールドアルミニウム
- シルバーアルミニウム
- スレートチタニウム
- ゴールドチタニウム
- ナチュラルチタニウム
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Apple Watch SE
SEはSeriesほどではないですが、ある程度好みにあったケースを選べるシリーズです。
第1世代と第2世代共に、3色展開となっています。Apple Watch SE(第2世代)
- ミッドナイトアルミニウム
- スターライトアルミニウム
- シルバーアルミニウム
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Apple Watch Ultra
初代Ultraはナチュラルチタニウムの一色のみでしたが、2024年9月にはUltra2に新色のブラックチタニウムが発売されました。
Apple Watch Ultra 2
- ブラックチタニウム
- ナチュラルチタニウム
Apple Watch
モデル比較
Apple Watch
主な機能
続いて、Apple Watchの主な機能を厳選してご紹介します。
特定のモデルにしか搭載されていない機能もあるため、購入前に必ず確認しましょう。
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心拍計測
全てのApple Watchには、光学式心拍センサーが搭載されています。
運動中の心拍数の計測と合わせて、生年月日、身長、体重、性別などの個人情報から消費カロリーも算出してくれる機能です。
Apple Watch Series 4以降および全てのApple Watch Ultraモデルでは、Digital Crownと本体背面に電極が内蔵されているため、電気心拍センサーを使って心電図を測定することも可能となっています。 -
皮膚温センサー
Apple Watch Series 8以降とApple Watch Ultraの全モデルで、寝ている間の手首皮膚温を計測してくれるセンサーです。
眠っている間の手首皮膚温を計測し、女性の月経周期の管理に役立てることができます。 -
血中酸素ウェルネスセンサー
血中に取り込まれた酸素のレベルを手首から測定して、全身に酸素を運ぶ血液にどれくらい酸素が含まれているかを知ることができるセンサーです。
全体的な健康状態の一つの指標とすることができる機能ではありますが、医療での使用を目的とした物ではないので、その点は注意が必要です。
Apple Watch Series 6 以降、Ultra の全モデルが対応しています。 -
振動アラーム
Apple Watchは、振動で時間をお知らせしてくれるアラーム機能を搭載しています。
音を鳴らして活用するiPhoneのアラーム機能と異なり、Apple Watchは振動で決まった時刻を知らせてくれます。
そのため、例えば寝室や電車の中といった音を出したくない場所でもアラームを活用できるところが最大のメリットです。 -
時計の文字盤デザインの変更
Apple Watchの醍醐味の一つ。
普通の時計と異なり、その時々に応じて文字盤デザインを変更できるため、腕時計を付け替えることなく手元の雰囲気を変えることが可能となっています。
ただし、お気に入りの写真を文字盤の背景にするといったカスタマイズは基本的にできず、既存のデザインから選ばなくてはならないのが唯一の難点。 -
各種アプリの通知が確認できる
連携しているiPhoneの各種アプリからの通知を、Apple Watchの画面で確認ができます。
Apple Watchに届いた通知をタップして詳細を確認することも可能なので、iPhoneの画面を見ることなく内容を把握することができます。 -
マップの確認
Apple Watchの画面でマップを表示することも可能です。
例えばSiriで行き先を話しかけることにより、目的地までの道のりを案内してもらえます。
iPhone同様に、車、徒歩、交通機関、自転車による経路を選択可能となっています。 -
通話
ペアリングしたiPhoneに音声通話による着信があると、Apple Watchは振動によりお知らせしてくれます。
発信元の表示はもちろん、そのまま通話マークをタップすると、内臓のマイクとスピーカー、またはApple WatchとペアリングされているBluetoothデバイスを使って通話することが可能となっています。
FaceTimeオーディオが使われていない通話の場合、iPhoneに通話を切り替えることも可能となっています。 -
LINEのメッセージ確認と返信
Apple WatchにLINEアプリを予めインストールしておくことで、新着メッセージを確認したり、簡単なメッセージの返信が可能となっています。
返信可能な内容としては、予め登録している定型文、一部のスタンプ、音声メッセージ、音声によるテキスト入力のいずれかです。 -
交通系ICやApple Payを利用できる
駅の改札前で、交通系ICカードが見当たらなくて困った経験はありませんか?
もちろん事前に登録しておく必要はありますが、Apple Watchなら腕をかざすだけで改札を通過することができます。
また、キャッシュレス決済の代表例であるApple Payも利用できるので、例えばコンビニの買い物もとてもスムーズです。
2024年11月更新